【メソロギア】神官アグロデッキ

こんにちは、みらいです。

今回は9月頃から使用している神官アグロデッキを紹介します。虹カードを使用していないため生成も楽である上に、シンプルでありながらレート7000代や公式大会でも活躍できるデッキとなっています。

 

【デッキ紹介】

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パワー7アタッカーを2回投げ、相手のライフを10にした後、神官エイドリアンで削りきるのが基本方針です。つまり、相手のライフが10以下の状態で、この2枚とSP8を持っていれば基本的に勝ちとなるため、この形を目指します。

他のアグロデッキと比べてもかなり展開が早い方です。ここでは目安として相手のライフが18~24→序盤、11~17→中盤、1~10→終盤と呼ぶことにします。

 

【カード紹介】

アラン

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主に中盤、相手の8パワーアタッカーに対してパワー不足で攻撃が通せない時、これ1枚で上から殴れるようにします。確実に通せるようにするため、手札にあればレイピアに使うことが多いです。また、例えば相手が光の精霊などでライフを回復した場合、通常なら7アタッカーの攻撃を2回通しても11残って神官の効果を発動できませんが、アランによって7+(7+3)+8で神官の効果を発動しながら合計25ダメージ与えることもできます。他にもムサシの妨害などによって、7→7→神官エイドリアンという理想のプランが崩されたとき、パワー+3はそれを補う形として使えます。

 

エイドリアン

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アグロデッキの定番フィニッシャーです。

このカードの効果を止める方法は相手召喚時効果封印のラファエルオリガや対面拒否のエリカホーリーなどしかありません。それらのカードを相手が持っていなければ、エイドリアンを手札に持ちながら相手のライフを3以下にした時点で勝ちです。

相手のライフが3以下になるように逆算して他のカードで削ります。

もし中盤にエイドリアンしかチャージャーがいない状態でSPが枯渇してしまった場合は、4点のチャージャーとして使った方が良いです。

 

ムサシ

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  • 相手のパワーを減らし、アタッカー同士のバトルを有利にする。
  • 自分の受けるダメージを軽減し、わずかなライフで耐える。

前者としての役割は、相手のアタッカーのパワーが7,8の時に役立ちます。ただし、徘徊に対しては無力です。後者としての役割は、生存力を上げて、神官の効果を発動できるようにすることです。

 

フリーズアーチャー

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このデッキは、パワー7アタッカーを2回当てる必要があるので、特に攻撃を通しにくい中盤で都合の悪いカードを凍結するために使います。

こちらのアタッカーはパワーが低く、対策すべきカードが多いので、序盤から終盤までいつでも使いやすいです。

 

マッドサイエンティストちゃん

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名前が長いので以下マッドちゃん

他のデッキでは序盤から使われるドローソースですが、このデッキでは中盤以降で使われます。フィニッシャーとなる神官エイドリアンを手札に持ってくる役割があります。

 

クロスボウの使い

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蒼騎士女兵と役割が似ているので詳しくはそちらで解説します。

 

蒼騎士女兵

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初手札に一番欲しいカードです。クロスボウ蒼騎士女兵を1tに投げて、7ダメージ&ドローで次に繋げるのが理想です。最初に持っている4SPを最初の2ターンでクロスボウ蒼騎士女兵に使えてライフ10まで削れれば更に良いです。序盤のドローソースとしてはこの2枚の方が優秀なので、マッドちゃんはマリガンでは返すことが多くなります。

 

フェンリル

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1,2回目の7アタッカーとして投げて、レイピア神官のコストを下げ、終盤に繋げます。ただし、1tからのコンボとしては、フェンリル→2/7を狙うよりも、最初から2/7→2/7(特に蒼騎士女兵)の方が強い場合が多いので、序盤での優先度は蒼騎士女兵クロスボウよりは少し下です。

 

レイピア

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中盤から終盤で活躍するアタッカーで、アランとの相性が良いです。中盤、相手のライフが17の時に投げることが多いですが、アランの効果でパワーが10になれば神官の代わりのフィニッシャーにもなれます。

 

炎の神官

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このデッキの主役。2番目の相手戦場カード破壊効果を使います。

両者のライフを10以下にすれば対話拒否できるため、終盤にこのカードとSPさえあれば勝てます。自分のライフに関しては大抵気にしなくても大丈夫なので、とにかく他のアタッカーで相手のライフを10以下にすることが最優先です。

現在ある程度使われているカードのうち、この効果を止められるカードはエリカホーリーヴァネッサ不死鳥オリガアルカディアです。これらはほとんどの場合、凍結で解決できます。エリカホーリーはで可能な限り早い段階から優先発動に注目し、不死鳥は26SP貯めさせる前に決着をつけて対策させたいところです。アランで神官を8/11にして相打ちだけでもSP面で十分アドバンテージが取れます。盾はレイピアの貫通に頼ることもできます。

 

フリーズクイーン

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盾枠です。このデッキにおける4コストは重いので、投げる頻度はそこまで高くないものの、持っているだけで読み合いを発生させられます。

読み合いを発生させることで、終盤でも7アタッカーが通りやすくなります。この7ダメージや反射ダメージで、エイドリアンの圏内に入れることもあります。

パワー9以下のアタッカーに対して防御成功すれば、1回攻撃を通したのと同じになります。特殊な効果のコンボよりも単純に与えるダメージを重視するアグロデッキにおける、この反射ダメージは非常に大きいです。

オリガを採用することも考えましたが、このデッキの天敵は召喚時効果ではなく、パワー8のアタッカーやディフェンダーです。相手の攻撃を防ぎつつ、そのような天敵を凍結し、次のターンで攻撃を通しやすくするための安定択として優秀なこちらを採用しました。

 

【プレイング】

上のカード紹介で軽く触れている部分もありますが、ここで詳しく解説します。

マリガン

1tで攻撃を通せたときに、2tでも7アタッカーが出せる状態を作る準備をします。よって、フェンリル蒼騎士女兵クロスボウの中から交換後に2枚あるのが理想です。この3枚が最優先なので、交換前にこれらが0枚の場合は他を全部交換して取りにいきます。1枚の場合は、相手のデッキを見て必要になりそうなチャージャーがいれば1枚だけ残して交換します。

もし交換前に1,2tの攻撃要因が揃っていれば、中盤で必要となる他のチャージャーをキープすることができます。

また、エイドリアン神官は無条件で交換します。レイピアマッドちゃんフリーズクイーンも基本的には全部交換します。

 

序盤

1,2tで2/7で2回攻撃するのが理想です。手札が揃っていなければフェンリル→2/7でも良いです。

しかし、実際には2tでは相手の8/8なども起動できる状態も多く、投げられるとは限りませんが、その場合は読み合いをできるように、「2tでアタッカーを投げられる選択肢」を作っておくだけでOKです。

 

中盤

2t以降は相手のパワー8アタッカーや盾が起動するため、攻撃を通しにくくなります。そこでフリーズアーチャームサシアランでサポートする必要があります。とにかく相手のライフを10以下にすれば終盤に繋がるので、SPが枯渇してでも速く・確実に攻撃を通さなければいけません。

 

終盤

ここで必要になるのは神官です。「神官のパワー < 相手のライフ」の場合はエイドリアンも必要です。終盤のドローソースであるマッドちゃんで必要なカードを手札に揃えますが、揃わなかった場合それを他のカードで補うことが重要です。

例えば

  • エイドリアンが引けないから神官アランでバフする
  • 相手がオリガを持っているから凍結やレイピアで解決する
  • フリーズクイーンで攻撃を防ぎつつ手札が揃うまでの時間稼ぎをする
  • 隙を見て低コストアタッカーで攻撃する

などです。

 

【まとめ】

他のデッキでは厳しい、神官の「両者のライフが10以下」という条件を満たしやすく、破壊効果を最大限に活かせるデッキです。

是非使ってみてください!